友人の旦那様は九州出身なのは知ってたんだけど、この前「実はめちゃくちゃ亭主関白なんだよね」と言われた。
会って話したかんじ、柔和そうで子供好きな優しい旦那さんってかんじだったからビックリでしかなかった。
他の友人たちが
『飲みやパチンコにしょっちゅう行くから喧嘩になる。気付くと勝手に行ってて困る。』
『スーパーのお惣菜出すと渋い顔される。』
『夕飯は必ず汁物を付けないと怒られる。』
みたいな愚痴を聞くことはあった。
この上3つでも
「えっ!だる!よーやってんな!」
と思ってたのに、もうそんな比じゃなかった。
・帰宅後、バッグとコートを預かってお茶を出さないといけない
・お風呂の際は入浴中にタオルと下着とパジャマを脱衣所に用意しておかないといけない
・外出する時も服や小物をコーディネートして出しておかないといけない
え、タオパンパじゃん!!!!
タオパンパとは、タオル・パンツ・パジャマの3点セットを用意しておいてもらうのが当たり前と思っているマザコン男を指す言葉。
タオパンパってリアルでいるんだ、と思った。
ちなみに話を聞く限りマザコン感はあんまりなさそう。
なんでも新婚の時に舞い上がってなんでもやってしまって、そこから当たり前になってしまったと言っていた。
なんかさ、別にいいと思うんだよ。
やりたくてやってるなら。
相手も「いつもありがとうね、助かるー!」みたいなノリだったら全然辛くないと思うし、私でもできるかも。
でも『やらないと不機嫌になる』は違くない?
それこそ「お前のママじゃねンだわ」ってなる。
たとえ専業主婦だったとしても、専業主婦の仕事って家事と子供がいたら日中の子育てが仕事でしょ?
旦那さんのお世話まではやってられない。
お疲れ様ってマッサージしたり、靴磨いたりすることがあってもそれが義務感あるのは絶対イヤだ。
今ってちょっとそういうの時代錯誤なかんじじゃないですか。
女性だって働くし、激務な友達の旦那さんは夕飯を作って待っててくれると言っていた。
女=家事、身の回りの世話焼き、の時代は終焉を迎えつつあるじゃん。
でも我が家然り、大抵の家は女性が家事を担ってる。子供いて専業だったりしたら、それこそ家事は自分の仕事になるわけだから仕方ない。
周りも9割は女性主体で家事してる。
まあ人間完璧じゃないから、みんな旦那さんへの多少の愚痴はあっても、概ね優しそうな旦那さんばっかりに見える。
というか、多分優しいんだと思う。
右を見ても左をみてもそんな旦那さんの中で、そんなthe亭主関白みたいな旦那さんで辛くならないのか。
何ならその亭主関白の妻である友人は乳児育てつつも行ける時間でパートしてる。
もう頑張りに眼を見張るしかない。
他人の旦那さんを悪く言うのは如何なものかと思うから、毎回「優しいね。」「頑張ってるね」しか言ってないけど、余計なお世話だろうけど心配になってくる。
ちなみに、子育てには中々熱心らしいのでそこで中和されてるのかも。
なんだかんだ順調な夫婦に見えるし、平愛梨も結婚する時「関白宣言の妻みたいになりたい」と言ってたから、そういう男性に一定の需要はあるのかもしれない。
逆に「女性が強い方がうまくいく」とはいうけど、パワーバランスはどっちかに偏ってないのが個人的には一番理想的かなぁ…。
みなさんのご家庭はどんなかんじですか。
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