日本で菅田将暉とか杏でリメイクするって言うから、ずっと気になってたCUBE見た。
老若男女数名が立方体の部屋に閉じ込められて、部屋ごとに数カ所ある出口から、デストラップの部屋を避けつつ脱出だ!みたいな話なんですけどね。
脳筋の警察官とか、正論ぶちかまし女医おばさんとか、数学少女とか、連続脱獄犯とか色々でてきて、最終的にサヴァン症候群の男性だけ出られる。
まず連続脱獄犯が「俺はこういうトラップには詳しいんだ。安心して任せろ!」とか言った次の瞬間即死する。
ちょっと〜なんで自信満々からの死亡フラグ立てちゃうの〜!「いやぁ、脱獄とは勝手が違いますからね(苦笑)」だったら死ななかったかもしれないのに〜!そら死ぬよ〜!そんな自信満々に宣言したら死ぬよ〜!第一犠牲者の鏡だよ〜!
なかなか出口が見つからず、ジリ貧になってギスギスしてくる。仲間内でケンカになって、女医おばさんが脳筋警察官に「このDV野郎!」とか煽って殺される。
ちょっと〜!な〜んで煽っちゃうの〜!煽ったらそら殺されるよ〜!この状況で、しかもこんな短気そうな男にそれ言ったら殺されるでしょうよ〜!文句言えないよ〜!リスクマネジメントどうなっちゃってんのよ〜!
女医殺害により、脳筋警察官やべえ奴じゃん感が漂い、その他メンバーで一致団結、騙し打ちで仲間外れに。
そしてサヴァン症男性の計算能力で脱出!
さあ!出口はもう目と鼻の先!
数学少女「わたし…生きるわ…!!」
直後、背後から追ってきた脳筋警察官により刺殺!
ちょっと〜!な〜んで出口直前でそんな宣言しちゃうの〜!そら殺されるよ〜!ちゃんと出てから言おうよ〜!みんなで出て、現場ネコみたいにヨシッ!してからそれ言おうよ〜!
こういう映画とか見てて思う。なんでこんな見事にフラグ立てちゃうのかなぁって。
ホラー、デスゲーム、スプラッターばっか見てるとさ、やっぱ日常生活からむやみにフラグ立てないように気をつけるもんね。
・「今日は子供の誕生日なんだ。」は言わない
→プレゼント買った直後に殺される率高い。雨でびちゃびちゃの道に落ちたプレゼントが、悲劇の象徴として画面に映りそう。「これが終わったら結婚」「故郷でやりたいことがある」など、晴々しい未来を夢見る情報はうっかり漏らしてはいけない。
・大事なものは人に預けない
→形見になりかねない。「これ、今はお前が持っててくれるか?」で永遠に持っててもらうことになる。特にロケットペンダントなんて身につけた日には死へのカウントダウンが始まる。
・いきなり覗き穴は覗かない
→夜中の急な来訪者が来た際、無防備に覗くと銃で穴からパスッ!って殺られる。人影を偽装するか、鏡を使って反射で確認すべし。
・インキャっぽい奴、もしくは脳筋を煽ってはいけない
→自分がピンチの時に、今がチャンスとばかりに殺される。逆らったり煽ったり、逆に従いすぎても危険。程よい距離を保つに限る。
・最強の生物は作らない
→ほぼ100%暴走する。
・集団行動からはみ出さない
→「こんなとこにいられるか!」「ちょっと教室に忘れ物しちゃった!」などの単独行動は殺されるテンプレ。
・通気口の付近には立たない
→怪物系に引き込まれるか、アサシンみたいなやつにサイレンサー付きの銃で殺される。
・不審者には近寄らない
→声をかけた瞬間第一犠牲者になる。特に「おい、ここは立ち入り禁止だぞ!」「ちょっとあんた!さっきから一体何を…」は死亡率上昇ワード。見て見ぬ振りが1番。
・出口が見えても安心しない
→出てから喜ばないと最後の最後で死にがち。出る直前の決意表明なんてもってのほか。自ら死ににいってるようなもの。
・トドメは十分すぎるくらいに刺すべし
→「やったか?」も、殺す直前の「最後にいいことを教えてやる」もフラグ中のフラグ。即殺&殺した後に死体蹴りするくらいでちょうどいい。
・物音には近づかない。
→キッチンで物音がしたり、たとえ急にシャワーが流れ出したとしても、見にいってはいけない。怪現象が起きたら外に逃げるか、布団にくるまってるのが安全。布団の中まで追ってきたのは呪怨のトシオくんしか見たことない。
始まる前からアレだけど、CUBEの日本版、微妙そうじゃない?
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