私は小中は公立の共学でした。
もうね、絶望的にモテない。
こんな積極的に行動しててモテないことってあるんだー?くらいモテない。
「なんでそんなにモテないの?」
と友人から辛辣な質問をそのまま投げかけられるくらいモテない。
なぜ私が答えを知ってると思ったんだ。
ここで書いてますが、モテなさすぎて悶々とした日々をすごしてました。
なんで?
中学で、人生で初めてスネ毛を剃った次の日に
前に座ってたかわいい子に
「つゆによちゃん、毛剃ったんだね」
って言われるくらい毛深かったから?
てゆーか、そんな一目でわかるくらい毛深かったかな?私。
剃ったことにつっこむなら、剃らないことにもつっこんでほしかった。
そしたらもっと早くに剃ったのに。
小学生から中学生の初めくらいまで同じ男の子のことがずっと好きで、
10回くらい告白して全部断られていました。
今思えば、4回目くらいでやめとくべきでした。
「武田鉄矢も101回目でなんとかなってたし、ドリカムも1万1回目はなにか変わるかもしれないって言ってたし。」
と信じた故の行動でしたが、仇となって激しく気持ち悪がられて終わりました。
だってみんな
夢は諦めなければ叶う
とか
努力は必ず報われる
とか軽々しく言ってくるじゃないですか。
そのまま実行しただけなのに…!
ニコラとかハナチューでモテる秘訣に
「頑張ってる姿にキュンとされる」
って書いてあったから頑張ったのに!
努力の方向を間違えたかもしれないけど。
とにかくモテなさすぎて、なんならクラスの男の子から嫌われてるまでありました。
努力に反比例してモテない気がしたので、
共学に見切りをつけ、高校では女子校に入りました。
というか、もうヤケ。
こんなモテないならもう女子高行こうかなっていうヤケです。
別にいいんだ、バイトで頑張るから。
そう思って始めたバイト先で、好きな人ができたのです。
休憩中話しかけまくったり、帰りに絡んだりしてました。
その頃流行っていた
小悪魔な女になる方法
を読みまくりホステスである蝶々さんのノウハウを叩き込みました。
『男はギャップに萌える。
キレイな大人っぽい女性が変なキャラのストラップをつけている、とか。
なにそれー、って話題にもなる。』
と書いてあったので
ケータイにお化け探知機をつけてたのですが、全く触れられませんでした。
これ
今調べたらめっちゃパワーアップしてた。
なんかおばけどころかご利益ありそう。改とか書いてるし。
よく考えたら、大人でもなく美人でもなく蝶々さんでもない、しつこいだけの女がそんなストラップを付けてるところで、なんの興味もわかない。
むしろキモい。
その後、私というスナイパーから逃げるために、周りにバイト仲間をSPのように固めて帰るようになりました。
もうやればやるほど逆効果。
中学から高校までの6年間、毎年初詣で彼氏ができますように!とお願いしてたのに。
神様なんていないんだ。
貴重な青春の時間すべてを「彼氏ほしい」と怨念めいた強い思いをもって過ごしていたので、その後結婚した現在でも
ふと「彼氏ほしい」と無意識に口から出ています。
『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。』的な名言がありますが、
もうホントそれ。
でもタイムリープしても、この問題は打開できなさそう。
多分スバル100回くらい死んでも私を救えない。
彼氏…ほしかったな…