マイリトルポニーって知ってますか。
もうめちゃくちゃカワイイの。
アメリカのアニメで、日本だとディズニーチャンネルとかNetflixで見られます。
http://doddemokuriasiteyany.blog135.fc2.com/blog-entry-648.html?sp
ポニーヴィルという馬だけが住む村が舞台で、
馬が3種類くらいいます。
普通のと、ペガサスと、ユニコーン。
真ん中の紫色のトワイライトというユニコーンが主人公。
私が好きなのは10話のパクパクパニックという話なんですが
https://mlp.fandom.com/ja/wiki/パクパクパニック
フラッターシャイというピンク髪のペガサスと、
左にいる虫が出会うところから始まります。
フラッターシャイは動物が大好きで気弱で優しい、みたいな子なんですが
とにかく声がちっちぇんだ。
「あの…えっと…でも、私、私」
小声のこれが全セリフの前置詞みたいなかんじ。
かわいい。
で、左の虫を見て
「なんてカワイイの!」
と村に連れて帰ります。
キモい。
どう見てもハエ。
最初は他の馬たちも可愛いね!と虫を愛でる。
この子はピンキーパイ。
可愛い。推し。
ピンキーパイだけが、
「パクパク虫じゃん!」
「トロンボーン持ってこなきゃ!」
みたいな支離滅裂なことを言い始めます。
当然「なにあの子。ほっとこ。」となります。
見てるこっちも
「トロンボーン??」となります。
そのまま出て行くピンキーパイ。
みなまで言えや。
次の日、村中虫だらけに。
食べ物を食べたり、咳をすると
1匹→2匹、2匹→4匹に、と増えていきます。
この流れ、バイバインで見たやつだ!
増えすぎて困ったので
みんなで協力し村から追い出すことに成功。
でもフラッターシャイがかわいいからと1匹だけとっといたことが原因で、ものすごい増殖。
気弱なくせに意外と大胆なことするタイプ。
ハエに村中の食べ物だけでなく、家とか看板とか全部食べ尽くされます。
みんなで解決策を模索していると、
またピンキーパイが
「シンバルがいる」
「マラカス探すの手伝って」
的なことを言ってきますが、
トワイライトは
「それどころじゃないから!」
と無視。虫だけに。
「なんで話聞いてくれないのー?」
とピンキーパイ。
説明が下手とかいうレベルを超えてる。
というか説明がない。
お前はApple製品か。
トワイライトは虫のことを調べる中で、
なんか占い師みたいなシマウマから
『このハエは無限に増える。このハエが村にきたら終わる。』
的なことを知ります。
村が終わった…
と思ったところに、
色んな楽器を演奏するピンキーパイが現れます。
するとハエが音楽に引き寄せられて
ピンキーパイについていきます。
こうしてハエを出すことに成功し、
村は救われます。
ハーメルンの笛吹的な。
「ピンキーパイの話聞かなくてごめんね。
変わり者だと思ってたけど、あなたサイコーだった!」
みたいなアメリカンなノリで終わります。
盾の勇者の成り上がりだったら、
村人から英雄と褒め称えられて、名声が広まる。
フラッターシャイは、のちのち断罪イベント。
みたいになるやつ。
仲間内の「やるじゃん」で終わるところに
『善行に報酬を求めるな』的教育アニメの教訓を感じます。
そう考えると最近のラノベ系、
最強と報酬、求めすぎじゃない?
願望、詰め込みすぎじゃない?
おもしろいけどさ。