tsuyuniyo’s blog

毎日、時々、気が向いた時

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男の子に憧れてHPを作った話

 

私は昔から男の子への憧れがめちゃくちゃあります。

 

男兄弟もなく、モテたこともなく、仲のいい男の子もいなく、縁遠い存在だったからかもしれません。

しかも女子高女子大でした。

 

初めてお付き合いしたのも大学生になってからだったので、

それまでの男の子への知識は

少女漫画のみ

 

今思えば、1番参考にしてはいけないツールです。

 

少女漫画なんて、男の子への願望と理想しか入ってないです。

現実なんて組み込まれてないんですから。

 

 

ひょんなことからイケメンと二人暮らしになって「俺のことは好きになんなよ」と言われたのに両思いになったり、

強引なナンパから「俺の彼女なんだけど、こいつになんか用?」と助けてくれたり、

体育祭でリレーの前に「ぜってー勝つから…勝ったら約束、忘れんなよ」とか言われたり、

イケメンの過去のトラウマを乗り越えるきっかけになって「ホント…おまえって…」と泣き笑いながら呟かれたり

 

 

そんなことはやっぱり現実はないんです。

 

 

今思えばあってたまるか、ってかんじなんですけど。

 

なぜ少女漫画の男子は「おまえ」「こいつ」を使うのか。

言われたら嫌だし、実際あんまりいない。

 

 

そんなかんじで男の子への憧れを拗らせまくった結果、

もういっそ男の子になりたい!と思いました。

 

性自認がどうとかではなく、

幼稚園児が

「将来なりたいものは?」と聞かれて

「忍者!」「ホッチキス!」

と答えるのに近いです。

 

 

高校で1番仲の良かった子に

「私、男の子ごっこがしたいんだ…」

と打ち明けると一言…

 

「わかる。……なろうよ!!」

と言われました。

ノリ的には青春映画味があります。

そのまま大成功しそうなノリです。

 

 

そこで2人で偽名を使ってHPを立ち上げました

HPってとこに時代をかんじます。

ちなみに前略プロフィールも作りました

懐かしすぎる。

 

主にブログを書いていたのですが、

もっとなりきりたい!

と思いボイスメモを取ることに。

 

 

2人で低い声で喋ったのを録音して聞いてみると…イケる!!!!

 

それはもう2人で盛り上がりました。

「ここの声めっちゃ男じゃ〜ん」

「うちら、うますぎない?!」

 

友人は歌がうまかったので、歌ったり喋ったのを公開して楽しんでいました。

 

でもわりとすぐに飽きて、やらなくなり、

そのHPを作ったこと自体忘れていました。

 

月日は流れ、社会人なり、2人で会った時に急に思い出してHPを探しました。

10年近く経っていたので、もう消えているかなーと思ったのですがしっかり残っていました。

 

2人でそれを見て音声を聞きました。

 

悶絶。

もう悶絶以外なかったです。

 

 

だれがどう聞いたって女子の声。

ブログも、どうみても男感0。

 

 

男の子との接点がない2人で作ったところでやっぱりダメでした。

 

何人の目に触れたかわかりませんでしたが、

恥ずかしすぎて2人で即デリートしました。

 

黒歴史ではありましたが、楽しかったです。

 

 

今でもやっぱり憧れが強く、TikTokとか見て男の子っぽい人をみるといいなー!楽しそう!と思い、きゅんとしてしまいます

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