突然ですが、始めてＨなコンテンツ触れたのっていつですか。
私は昔から漫画が大好きで、
小学生の時は少女漫画も少年漫画も読んでいたんですが
少女漫画でいえば神風怪盗ジャンヌ
少年漫画でいえば地獄先生ぬーべー
を真剣に読んでました。
読んだことがある人はなんとなくわかると思うのですが、両者ともなかなかにＨなシーンが多い…
ページを開いて、
こっこれはーー？！
となって食い入るように見てました。
また、おばあちゃんと一緒に火曜日サスペンスを見てると、
がっつりベッドシーンがあったりして、
おばあちゃんに
「なにしてるところ？」
とも聞けず、2人で無言でテレビを眺めていました。
中学生になり、もうその探究心は爆発。
インターネットも使えるようになっていたので昼夜調べまくっていました。
変なウイルスをたくさん招き込んだことでしょう。
あの時パソコンが壊れた原因は多分ワタシ。
お母さんごめんなさい。
調べまくったおかげで性に関しては生き字引状態。
当然こんな女がモテるはずもなく
「頭でっかち」とか「机上の空論」という言葉を人型にしたら私になるんだろうな、というくらい実践経験皆無。
成人式で中学以来会う人に
「つゆによちゃんて、ものすごい変態だったよね」
と言われました。
どんな記憶残してくれてんだ。
中学生くらいの女子って自分がＨに興味あるかどうかってあんまりオープンにしてくれないじゃないですか。
ホントは興味あるくせにっ！
と思っていました。
え、あったでしょう？
みんな…あったよね…？
ある日、クラスの女の子がこっそり話しかけてきました。
「つゆによちゃん、Ｈなこと詳しいんだよね？」
「BLって知ってる…？」
そう、彼女はBL女子でした。
BLの存在自体は知っていましたが、
読んだことはなく、その旨を伝えると
「BLはね、葛藤がいいの。
『ノーマルな自分なのに男の人にときめいてる！どうしよう！』って。
そこがすごくいいんだよ。男女にはない。
読んで。」
激推しというか、半ば強引に渡されたので、読みました。
「思ったより…葛藤がない…！！」
いえ、多少はありました。
でも迫られるとすぐ受け入れちゃってた。
気持ちよさに負けてすぐ受け入れてた。
こいつらすぐ流されやがって！！
なんだよ！もっと抗えよ！！
いくつか読みましたが、私の読んだのが悪いのかどれもやっぱり柔軟なキャラばかりでした。
他人の性的嗜好に対して、柔軟なのは良いことだけど…そうではないんだ！
BLが悪いとは全く思わないし、なんならストーリーも面白いのたくさんあります。
世界一初恋とか普通におもしろかった。
全く嫌いではないです。
でも読んでるうちに
「逆に、男女でもよくない？」
と思っちゃいます。
BL好きな方ごめんなさい。
そんなかんじで知識ばっかり得て、実践経験に関してはスタートラインにも立っていない状態の中学時代を経て、高校生になりました。
高校では1年生の時に授業で「1年後の自分へ」というタイムカプセル的な手紙を書かされました。
2年生になり、すっかり忘れていたその手紙の開封の時間がありました。
えー、なに書いたっけー？
とワクワクして開けると
「彼氏はできた？Ｈできた？」
みたいな内容ばっかりでした。
もう自分にドン引き。
必死かよ。
人生でこんなに人(自分だけど)に対してドン引きしたことってありません。
そしてもちろん彼氏もいなければ、貞操も守られていました。
それ以来、あまりに恥ずかしくてＨなことばかり考えるのは控えめになりました。
それでも友人の間では性の伝道師として、培った知識は今でも役立っています。
