世界一売れた少女漫画とか言われてる「フルーツバスケット」ご存知ですか?
ざっくりあらすじ。
学校でプリンスと呼ばれる草摩由希が、住む家がなくなった主人公の本田透を、家に住まわせてあげることから始まります。
由希の家、草摩家は実は十二支の呪いがかかっており、一族のうちの十数名は異性に抱きつかれると十二支いずれかの動物に変身してしまうのです。
透がその呪いを解くまでの物語。
めちゃくちゃおもしろくて、ストーリーが深くて感動するのでオススメ。アニメもやっています。アニメ見てないけど。
TVアニメ「フルーツバスケット」公式サイト (fruba.jp)
とりあえず十二支なだけあって登場人物がそこそこ多いのですが、正直当たり外れがある気がする。
あ、自分の干支、このキャラかぁ、って。
なので独断と偏見でソシャゲに例えさせてほしい。
本田透【UR】
圧倒的主人公。全ての悪意を善意で返す。
ゴミを木に変える植木耕助の次に地球に必要な人物。いい子すぎて読んでると段々苛立ってくるまである。
主人公なので当然UR。
草摩由希/ねずみ【UR】
超絶美少年、準主人公格。性格もいい。
十二支の中で一番当たり。
ただ、最終的にくっつく相手はRレベルなので、ハリーポッターがジミーウィーズリーとくっついた時のなんとも言えない感を味わうことになる。
草摩夾/猫【UR】
本作のヒーロー。読者人気No.1。
まさかの十二支にいない猫。卍解的にもう一段階変身する。闇が深い。私が救ってあげたい。
フルバ読者に『「ん?」のシーン』って言えばみんな喜んで語ってくれる。
草摩紫呉/犬【SR】
由希と夾を親代わりに見てる人で小説家、常時和服。
読んでく内にイメージがどんどん変わる。
最終的には「紫呉きもい。」になりがち。
好きかどうかは分かれるが、出番は多いのでSR。
草摩神楽/いのしし【SR】
動物の通り、猪突猛進女子。
夾のことが好きなので透とライバル関係かと思いきや、勝ち目が全くないのでウザく感じない。
色々めんどくさいところはあるけど、登場する女子の中では可愛い方だと思う。
草摩紅葉/うさぎ【SSR】
かわいい。出番も多く、エピソードも切なく健気なので当たりキャラ。
まず十二支のうさぎを引いてる時点で持ってる。
フワフワしてるのに芯食ったこと言ってくる。
草摩潑春/牛【SSR】
なんとなく、あんま嫌われる要素がない。
一途なので多分女子人気ありそう。
出番もわりと多い。でも絶対メンヘラ。
NANAに出てた?出てたよね?
草摩はとり/辰【SR】
医者。変身するとタツノオトシゴになる。
記憶を消せる。この能力もっと活かしどころありそうだけど、あんま使わない。
出番も少なく、影もやや薄めだが、ソシャゲだとしたらサイドストーリー「雪が溶けたら…」のエピソードが良すぎるのでSR。
草摩綾女/蛇【SR】
由希の兄。キャラが濃く、カリスマ性がある設定。
大事なところで助けてくれたりする。出番はそこまで多くはない。
営んでいるアパレルがクソダサい。私服もダサい。20年近く前の作品ということを鑑みてもダサい。
草摩依鈴/馬【SSR】
美人感がすごい。潑春の彼女。
潑春を思うが故につっぱしりがち。
かわいいんだけど、警戒心強すぎてめんどくさい。絶対メンヘラ。
メンヘラカップルなので周りを巻き込みがち。
草摩杞紗/トラ【R】
気弱な女の子。めちゃくちゃかわいい。動物フォームも可愛い。
ただ出番が少ない。トラウマで声が出ないため、必然的に印象も薄まってしまっている。
でも可愛い。
草摩燈路/ひつじ【R】
杞紗のことが好き。意外と大事な情報喋ってくれたりする。
基本杞紗とセットなため出番が少ない。
呪い持ちの中では一番まともな親がいる。最後の妹を抱き上げるシーンはいい。
それ以外は特筆することはない。
草摩利津/サル【N】
十二支の中で唯一のN。
そのレベルで出番もなく、全然話が頭に残らない。女装男子。
申年の人が気の毒になるレベル。
たしか彼女ができるけど、彼女ごと印象に残らない。
草摩紅野/鳥【SR】
一番最後に出てくる人。
いけすかない感はあるが、物語的に結構重要人物であり、主人公の親友と結ばれるのでなんとかSRに食い込める。
人気はあんまりなさそう。暗いし。
草摩慊人/神【UR】
十二支にとっての神的存在。物語のガン。
神なのでURだが、おそらく人気は皆無。
最後は改心するが読者全員「この程度で許されると思うな」と思ったはず。
私は思った。
リセマラでこいつ出たらURでも引き直す。
魚住ありさ【SR】
主人公の親友1。ヤンキー。最終的には紅野と結ばれる。好きになるところが割と唐突なので感情移入できるかと言われると微妙。
花島咲【SR】
親友2。電波女子。毒電波を出して攻撃可能。
電波が原因でイジメられた過去がある。
電波がなんなのか、どういうものなのか最後まで読んでもわからない。
もうこいつ使ってなんとかすればいいのにって場面多数。
本田今日子【SR】
透の母。亡くなってる。エピソードにいい話が多い。
夾と繋がりがあり、そこがすごく大事な話なのだが、死に際の「許さないから」が無理矢理すぎて納得できない。
ここで、そんなこと言う?ってなる。
倉伎真知【R】
病んでる。でも可哀想すぎるので同情できる。
最後は由希とくっつく。整理整頓、完璧なモノにトラウマがあるので、由希が新しいチョークを折ってあげる話がすごくいい。
ただ、地味。Nでもいいくらいだけど、由希と付き合うことを考えるとR。
真鍋翔【N】
クズオブクズ。許しちゃいけねぇ。
人類史上こんな悪いことしたやついねぇよ…ってエレンも言ってくれるレベル。
こいつの彼女の父親が起こした事故で、透の母今日子が亡くなり、彼女の父も事故の際亡くなっている。今日子の葬儀中、透に向かって「あんたムカつくな。自分だけが悲しいと思うなよ。」とのたまう。そんなやついる?
挙句、高校で「俺のこと覚えてねーの」的に透の周りをうろつく。透が思い出したら「ちょっと子供だったわ」くらいのノリで謝罪。
それなのに良いやつ、人気者設定。
私は死ぬまでこいつを許さない。
終わり。
オチは特にないです。
ちなみに私は巳年。
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